四極会会長挨拶

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~12,104人、すべての四極会会員の皆さんへ~

一般財団法人四極会会長
石川 公一

1 経済学部創立100周年まであと1年

新年明けましておめでとうございます。

四極会員の皆様にはお健やかに新年を迎えられたことと存じます。

「経済学部創立100周年」まであと1年余りとなった令和3年を迎えるに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。

昨年はコロナ禍で7月の四極会評議員会が書面による審議を余儀なくされ、各支部の総会も3月以降は軒並み中止せざるを得ないなど、四極会にとっても苦難の年でありました。その中でも実行委員会の下で100周年記念事業の計画は着々と具体化し、皆様のご協力により募金活動も進んできました。目標額1憶3千万円に対して、昨年11月末現在で1億2,400万円の募金が集まりました。ご協力いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

ご案内のとおり、昭和32年5月5日に発足し、平成20年12月1日には一般財団法人となった四極会は、高商、経専、大分大学経済学部の卒業生相互間における世代間交流などによる会員の相互研修、親睦等に関する事業を行うことを主たる目的としています。

私は、この「目的」を着実に実現し、四極会のさらなる発展を図るため、今後とも、会員の皆さんのご意見を真摯にお聴きしながら、同窓会活動の活性化に向けてより一層努力してまいりたいと考えています。

これからも、会員の皆さんのご指導、ご鞭撻をよろしくお願いします。

四極会は、いま、母校「高商、経専、経済学部」への想い、「母校愛」と、「100周年記念基金」の募金活動などを通じて強められた「四極会」の会員の「絆」(卒業期別の同期の「絆」、運動部、文化部、思学会活動等のOBの「絆」)という、物心両面にわたる、大いなる「遺産」を次の世代へ、という「基本的」視点に立つことが求められています。また、「100周年記念事業」に取り組む中から必然的に生まれてきた「会員ファースト、支部ファ-スト」という、これまでの支部と本部との関係の「在り方」を大きく転換させる、「四極会」活動の「新しい」視点に立つことも必要です。これら二つの、いわば「複眼的」な視点に立って、経済学部と一体となり「100周年記念事業」に取り組むとともに、これからの「四極会」の適正かつ円滑な運営を図っていかなければなりません。

もちろん、100周年を迎えるのは、大正11年(1922年)以降、高商、経専とその歴史を紡いできた経済学部であり、同窓会である「四極会」の立ち位置とはいかなるものか、創立100周年を契機に、改めてその存立の意義を考えてみる必要があります。

2 創立100周年に向けた、これまでの、また、これからの取組

(1) 平成27年から進めてきたこれまでの取組の状況

・平成27年9月18日
理事会の議決により「二つ」の委員会を設置
①「支部と本部の在り方等に関する委員会」
②「100周年記念事業準備委員会」
・平成29年7月1日
一般財団法人「四極会」第9回評議員会、支部長会議において、「支部と本部の在り方等に関する委員会」「100周年記念事業準備委員会」からの「答申」承認、決定。
・平成29年10月1日
大分大学経済学部と「四極会」が共同設置した、「100周年記念事業実行委員会」発足。
 委員長 野々下俊昭 理事
 副委員長 帆足三郎 理事
 今後、100周年記念事業を円滑に実施するためにも、「支部と本部の在り方等に関する委員会」の「答申」にそった支部活動活性化事業を決定し、漸次、これを実行していくとともに、「100周年記念事業準備委員会」の「答申」にそった100周年記念事業の具体的な内容、実施方法等を決定し、開始するため、次の「四つ」の小委員会を設置し、その具体的な取組について、検討。
①「記念式典小委員会」委員長 石井まこと教授
②「記念事業小委員会」委員長 高見博之教授
③「記念募金推進小委員会」委員長 玉井鉄之理事
④「広報小委員会」委員長 帆足三郎理事
・平成30年7月29日
一般財団法人「四極会」第10回評議員会、支部長会議において、「大分大学経済学部創立100周年記念事業実行計画」承認、決定。
・平成30年7月30日
全国の会員に向け、募金趣意書等発送。
・平成31年4月1日
100周年記念事業の一環として四極会ホームページをリニューアルオープン
・令和元年5月10日
大分県内拡大支部長会議において100周年に向けた意志確認
・令和元年7月6日
一般財団法人「四極会」第11回評議員会、支部長会議にあわせて「全国支部長・顧問・参与会議を開催。100周年に向けた決起集会。
・令和元年9月30日
大分合同新聞の見開き2頁に100周年の全面広告掲載
・令和元年10月28日
全国の会員に向けて2回目の募金依頼書発送
・令和元年10月22日、11月11日~17日
100周年記念プレイベントとして芸術文化祭「自遊展」を開催
・令和元年10月25日
100周年記念事業実行委員会において委員の一部交替を承認、募金状況等に基づいて今後の進め方を協議。
・令和2年2月~3月
大分県内主要金融機関と報道機関に依頼し、募金の協賛を得る。
・令和2年7月
第12回評議委員会を書面審査により開催し、100周年記念事業について今後の取り組み方針を承認。
・令和2年10月
第3回目の募金依頼書を全会員に発送。
・令和2年10月17日、10月26日~11月1日
100周年プレイベントとして前年に引き続き自遊展(芸術文化作品展示会、大分の歌音楽祭)を開催。

(2) いよいよ正念場を迎えるこれからの取組

~募金活動、記念式典、記念事業、記念誌の発行等
100周年記念事業の円滑な実施に向けて~
 
・令和3年から令和4年6月24日までの間
「100周年記念事業実行委員会」の下、式典小委員会、記念事業小委員会、記念募金推進小委員会、広報小委員会という「四つ」の小委員会において、それぞれ責任を持って「記念事業実行計画」に基づき、必要な事業について、漸次、準備し、実施する。
就中、募金の個人目標額1億円の必達については1人当たり 1口10,000円(分割納付可)、募金期間は令和4年3月31日までとする。
「四極」の100周年特別号を発行(令和3年1月)
黒土記念講堂整備
100周年記念公園整備
100周年記念碑建立
アーカイブルーム整備
著名経済人を招いて連続経済トップセミナー開催
経済学部講師による連続市民講座開催
前夜祭を大分駅前の祝祭の広場で開催
記念ツアーを実施。国宝巡り、ゴルフ
・令和4年6月25日(土)
「経済学部創立100周年記念式典」挙行
大分市iichiko 総合文化センター「音の泉ホール」
直木賞作家安部龍太郎氏講演
レセプション

(3) 「100周年の意義」についての会員への周知

「次なる」100年に向けて、いま、改めて、経済学部「100周年の意義」が問われており、最も重要なことは、経済学部、「四極会」を問わず、関係教職員、「四極会」会員が、世代を超えてこれを共有することであると考えられる。

いまや、母校「高商、経専、経済学部」への想い、「四極会」の会員間の「絆」という、大いなる「遺産」を次の世代へ確実にバトンタッチすることが求められている。

このため、本部、支部を問わず、「四極会」活動のあらゆる局面において、世代を超えて「四極会」会員に対し、「100周年の意義」について繰り返し周知する必要があると考えられる。

3 「次なる」100年に向けて

(1) 記念募金の目的、使途の明確化

今回の「100周年記念募金」については、極力、本部、支部を問わず、「四極会」の日常の運営に要する経常経費には使わないよう努める。

即ち、本部経費の削減に努めるとともに、各支部活動の充実・強化に対する支援、ひいては支部及び会員へ還元するよう努める。

そのため、例えば、本部役員と支部代表者からなる「100周年記念基金運用委員会」(仮称)の立ち上げ等について検討する。

(2) 「四極会」の財政の健全化、財政基盤の確立

会費収入を確保し、年度の支出は、当該年度の収入で賄うという基本的考え方を確立し、本部、支部を問わず、この考え方を浸透させ、徹底する。

そのためには、会員1人当たり2,000円の会費の確実な納入を図る。

なお、平成30年度から、入会金を従来の12,000円から20,000円に引き上げている。

(3) 「四極会」の会員に対するサービスの「量的」、「質的」な向上

高度情報社会、インターネット社会の本格的な到来に対応し、平成31年4月1日から、会員名簿の管理、会報「四極」の掲載、その他「双方向性」を持たせた運用などにより、ホームページの充実を図った。今後さらにコンピュータ、パソコン、インターネット等の積極的な活用を図り、会員に対するサービスの「量的」、「質的」な向上を目指すものとする。

おわりに

12,000人四極会会員の皆様方のご健勝と100周年記念事業が成功裡に実施されることを心からご祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。